東京都の重要文化財建造物     2018-1-19 現在 
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名 称 年 代   構造等
旧前田家本邸
和館
昭和4年
(1929)
木造、2階建、建築面積355.47㎡、宝形造及び入母屋造、桟瓦葺及び銅板葺
特徴等
旧前田家本邸は、旧加賀藩主前田家の本邸である。16代当主の侯爵前田利為が大正15年に本郷から駒場への本邸移転を決定し、昭和4年に洋館、同5年に和館が竣工した。基本計画は塚本靖で、設計は洋館を高橋貞太郎、和館を佐々木岩次郎、茶室を木村清兵衛が担当した。
和館は、外国賓客に日本文化を伝える目的で建設された迎賓施設に特化した近代和風建築である。旧前田家本邸は、旧大名家が建設した和洋2館からなる住宅建築で、昭和初期における貴顕の生活像が表現された建物として高い価値が認められている。現在、1階は公園を訪れる人に無料休憩所として一般開放されている。
参考資料:駒場公園案内パンフレット/国指定文化財等DB(文化庁)
2005-8-17
       
       
       
       
旧前田家本邸 和館 (撮影:2004-3) 旧前田家本邸 和館 (撮影:2004-3)
       
       
       
       
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旧前田家本邸 和館 (撮影:2004-3)